【芸人の生き様】『死にかけた僕はまだ芸人を辞めていない』【ネタバレ】

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死にかけた僕はまだ芸人を辞めていない 漫画

こんにちは。漫画大好き編集者のグルリンゴ(@entame13423)です。

今回ご紹介するのは、芸人を題材にした漫画や小説の中でも群を抜いてリアリティのある死にかけた僕はまだ芸人を辞めていない』です。

メイプル超合金・カズレーザーさんからの的確な推薦文が、本の帯にありました。

「夢見る若手芸人の青春キラキラ群像劇!」こんな文言に虫酸が走る人々に読んでほしい

カズレーザー

生々しくて残酷で、等身大な芸人像をここまで克明に描いた漫画が今まで存在していたでしょうか。実在するコントトリオ「ニュークレープ」のツッコミ・ナターシャさんの半自伝的作品ということで、説得力は折り紙付きです。

グルリンゴについて


★出版社での編集者歴15年以上。漫画、ビジネス書などの編集を経験。
☆年間の読書量は漫画100冊、書籍30冊程度。映画の鑑賞本数は年間150本程度。
Twitterでは最新のお勧めエンタメコンテンツを紹介。
☆「これは面白い!」と思った作品を人にお勧めするのが生きがい。

『死にかけた僕はまだ芸人を辞めていない』感想(ネタバレ)

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個人的星取

3.8 こういうリアルな芸人ドラマが読みたかった。

Amazon星取

2023年2月18日 
☆:5.0
レビュー数:8

作者紹介

ナターシャ……浅井企画所属。コントトリオ「ニュークレープ」のメンバー。noteに連載された「死にかけた僕はまだ芸人を辞めていない」は、note創作大賞2022受賞。

あらすじ・概要

芸歴12年目をむかえる漫才コンビ「ナッシング」。ツッコミの千葉はバイトをしながらなんとか芸人を続けている。ナッシングは今年も日本一の漫才師を決める賞レース「漫才ジャパンオープン」への参加を決める。そんな漫才ジャパンオープン 1 回戦を直前に控えたある日のバイトへ向かう途中、千葉は駅のホームに落ちたサラリーマンを救助する。その経験をきっかけに、芸人人生の歯車が少しずつ狂っていく―――。

Twitter、noteでの連載分のほかに、描き下ろし36Pを収録。
くすぶる芸人が死にかけた経験をきっかけに、芸人を続けるかやめるか葛藤する姿をリアルに描く等身大のセミフィクション!

(引用:KADOKWA公式サイト)

感想・評価

カタルシスはありません。売れない芸人(しかし多少の評価はされたことがある)の残酷な現実を描いています。誇張の形跡は見られません。極力シンプルに、淡々と現実を突きつけてきます。

タイトルにもあるように、主人公の売れない芸人コンビ「ナッシング」の千葉は、一度死にかけます。電車のホームから落ちた男性を救うために。その場は難を逃れますが、この経験により彼の人生観は変わります。

……と、ここまで聞くと、死ぬほどの経験をすることによって、実人生が、芸人人生が好転していくと思うでしょう。かしそんな非現実的なことは起こりません。


お笑いに対する考え方は変わります。大事なことも見えてきます。強大なプレッシャーの中で、一人でも自分達のお笑いを見てくれている人がいれば続けられる。お客さんでも、相方でも。そんな前向きな気持ちに繋がりはしますが、劇的になにか変わることはありません。

作中では漫才オープンなる「漫才コンテンスト」が開かれます(M-1グランプリ的な)。ナッシングの最新の挑戦は3回戦で終わりました。いきなり決勝に行くこともなければ、彼が芸人仲間からの信頼をすぐに取り返すこともないのです。ラスト、肩透かしと思う人もいると思いますが、私はあの展開にめちゃくちゃリアリティを感じました。


作中に出てくる同期だった芸人・ケンゴや、コンビニバイト仲間の佐藤さんのエピソードが厚いです。自分の夢を把握しながらも諦めた人物、自分の夢が見つからず他者の一言に多大な影響を受ける人物など、大きな成功をしなくても生き続ける名もなき人々の物語をきちんと盛り込んでいて、読んでいて心にグッときます。

『死にかけた僕はまだ芸人を辞めていない』お得に読む方法

私が調査した結果、以下の方法が最もお得です。

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終わりに

今回は『死にかけた僕はまだ芸人を辞めていない』をご紹介しました。まだまだ物語の続きはありそうですので、続編が期待されます。ここまで抑制の効いた漫画は久しぶりでした。面白いのでぜひ!

どうも、グルリンゴ(@entame13423)でした。

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グルリンゴと申します

漫画や映画などエンタメ作品に取り憑かれた編集者です。

編集歴15年以上。大学卒業後、出版社に就職。雑誌や漫画、ビジネス書などの編集を経験。これまで手掛けた作品は50作以上。

幼少期から本に囲まれる生活を送る。年間の読書量は漫画100冊、書籍30冊程度。映画の鑑賞本数は年間100~200本程度。自分が「これは面白い!」と思った作品を(押し付けがましくないように)人にオススメするのが生きがいで、このブログを始めました。

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