こんにちは。漫画大好き編集者のグルリンゴ（＠entame13423）です。
今回ご紹介するのは、カバーに描かれたギターを持つ少女と意味深なタイトルが気になる『ドミナント』です。
ちょっとファンタジー要素のある青春恋愛マンガかな〜と思って読みすすめると、びっくりすること間違いなし！
★出版社での編集者歴15年以上。漫画、ビジネス書などの編集を経験。
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『ドミナント』 内容紹介
【女子高生と謎の青年、音楽で繋がるプラトニックラブサスペンス第1巻！】
個人的星取
☆3.5 １巻はいいところで終わっているので、とにかく続きが気になる！！
Amazon星取
2022年11月22日現在
☆:4.8
レビュー数：14
2022年12月4日現在
☆:4.7
レビュー数：17
作者紹介
五十嵐純：もともと同人で活躍されている「西島」さんの商業デビュー作が『ドミナント』のようです。五十嵐純は商業用のペンネームとのこと。フォロワーは5万人以上いて、その業界ではとても有名な方です。
あらすじ・概要
中高一貫校に高校から入学し、疎外感を覚えていた宇野せいかは、ある日迷い込んだお屋敷で一人の青年と出会い、彼の手引きでギターに触れる。無垢な少女と謎の青年を取り巻く、音楽と愛憎の物語が幕を開ける。
（引用：KADOKAWA 商品紹介ページ）
感想・評価
1巻
まず主人公の宇野せいかさんのキャラクターが面白いです。
この子、作中でも言及されているように「どんくさい」です。ただこの子くらいのどんくささは、多くの人が持っているもの。象徴的な……最大公約数的な人物になっています。
だからこそ多くの共感を得られる存在に。うまく学校生活が送れなくて帰り道を長々と歩いてしまう感じも共感度高し。
幻想的な家と先輩が出てきます。
『すずめの戸締まり』感のある二人です。
宇野さんはギターを教わることになるのですが、宇野さん以外の要素はどれもちょっと危ういと言うか、暗いんですよね。足を悪くしている先輩は「これは自業自得」なんて言うし、同級生の麻衣子は急に怖くなるし……。
と思っていたら、トンカチで脚を叩くシーンが……一体何が始まったの？
ゴッ！！ガツン ゴッ ガッガン
怖いよ！なんでこんなことしているの。あの女性は何者なの。先が気になって眠れません！
ぱっと見、恋愛要素のある青春漫画かと思いますが、とんでもないです。主
人公はいい意味で能天気なのに、周囲は不穏な空気で満たされています。このスリル感がたまりません。ぜひご一読ください！
２巻
宇野さんの妄想が爆発する巻です。手を越郎の口に入れるシーンはドキドキ。結構危うい妄想ですが、果たして……。
越郎の同級生・椎名が魅力的ですね。人に優しく人を気遣える。でも、その頭の良さから引き際もわかってしまう。今後に注目のキャラクターです。
引きのあるラストでした。田邊くんの顔がニヤニヤなのがこれまた危ういなぁ。
『ドミナント』をお得に読む方法
私が調べた限り、こちらの方法が最もお得です。
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どうも、グルリンゴ（＠entame13423）でした。
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