【夫は改心するのか!果たして】『離婚メーター』【ネタバレ】

離婚メーター“自称”愛妻家な夫がヤバすぎる 不倫

こんにちは。漫画大好き編集者のグルリンゴ(@entame13423)です。

今回ご紹介するのは、男の勘違いぶりをまざまざと見せつける『離婚メーター “自称”愛妻家な夫がヤバすぎる』です。

ゴミ出しと皿洗いをすることだけが家事ですか?
本作に登場する夫は、自分のことを「家事に協力的」だと思っています。
たいして何もしていないのに。そもそも「協力」するって言葉が間違っている。

グルリンゴ
グルリンゴ

仕事が大好きな誠実な女性が、クズ夫と別れる……?までのお話です。
生々しくて面白い!

グルリンゴについて


★出版社での編集者歴15年以上。漫画、ビジネス書などの編集を経験。
☆年間の読書量は漫画100冊、書籍30冊程度。映画の鑑賞本数は年間150本程度。
Twitterでは最新のお勧めエンタメコンテンツを紹介。
☆「これは面白い!」と思った作品を人にお勧めするのが生きがい。

『離婚メーター “自称”愛妻家な夫がヤバすぎる』ネタバレ

個人的星取

4.0 夫は反省するのか。面白い!

Amazon星取

2023年8月25日 
☆:-
レビュー数:-

作者紹介

はるのコタン:本作の原作者。
はたほまめ:本作の漫画担当。
両者のtwitterアカウントは以下より。

あらすじ・概要

家事を「やったつもり」の「自称愛妻家」夫に、離婚メーターが傾く!

「自称愛妻家」の夫・孝一は、ゴミ出しや洗濯のスイッチを押すだけなど、簡単な家事だけしてやったつもり。
仕事を精一杯頑張りたい妻・真理子は、そんな夫の非協力な態度に、日々小さなイライラをためていた。
そんなある日、夫が北海道に転勤になることに。やりがいのある仕事を辞めてまでも夫についていくことを決心した真理子だったが、
転勤先で離婚メーターが振るいまくる出来事が連発する。
(引用:Amazon内容紹介)

感想・評価

【主要登場人物】

真理子(29):外資系商社の社内翻訳の仕事をしている。仕事が大好き。

孝一(35):ゴミ出しと皿洗いだけすればそれが「家事」だと思っている勘違いクズ夫。
仕事の都合で急遽帯広に転勤となる。

離婚メーターとは

『離婚メーター』それは
既婚者の誰もが心に秘めている
気持ちの限界を表すメーターのことである

引用:『離婚メーター “自称”愛妻家な夫がヤバすぎる』

あなたの「離婚メーター」はいまどのくらいでしょうか。
私は60くらいです。
恐らく私の配偶者はもっと高いですね。
つまり誰の心にも「離婚メーター」があるのです。
本作は妻の「離婚メーター」の数値がはちきれんばかりに上昇する漫画です。

ナチュラルにクズな夫

ナチュラルにクズな夫・孝一。
浮気をしているわけでありません。
DVをしているわけでもないです。
でも、心の底からむかつく奴です。
なぜなら……。

夫に仕事があるように、妻にも仕事があります。
それなのに、朝食づくり、弁当づくり、洗濯、片付け……。
家事のほとんどが真理子の負担になっています。

にもかかわらず、孝一は自分が「家事をやる夫」だと思っているのです。馬鹿だなぁ。
妻よりも早く帰宅してもスマホゲームをするばかり。
妻から怒られても「なんでそんなに怒るんだ?」と、妻の言動が理解できません。

急な転勤。男が仕事を続け女は辞める構図。

孝一は帯広への転勤を命じられます。
仕事が大好きな真理子は、仕事を辞めたくありませんでしたが、なくなく夫の考えに同意することに。
真理子は翻訳の仕事を辞め、家族で引っ越します。

しかし新天地では、翻訳者としての仕事ではなく「お茶くみ」のような、旧時代的な男たちが押しつける女の役割を演じさせられます。
地獄です。

今の状況を相談できる友達も、帯広にはいません。

しかも孝一は、あっさりと帯広の水商売の女性にひっかかり、浮気まがいの行動をしていました。

ソーセージ事件

男のマンスプレイニング(=男性が女性に対して偉そうな態度や見下すような態度で、知識をひけらかしたり解説したりする行為)を象徴する事件が起きます。
ソーセージ事件です。

魚肉ソーセージを用意していた真理子に、孝一が話しかけます。

何やってんの⁉
そのソーセージ“生“じゃん‼
ソーセージ生で食べたら腹壊すだろ!?
嘘だよね!?

引用:『離婚メーター “自称”愛妻家な夫がヤバすぎる』

妻を馬鹿にしたように話す夫。
しかし当然、これは夫の認識誤り。
なのに夫は指摘されても気が付きません。

会社の同僚に突っ込まれて、ようやく不安に思うレベルです。

しかしソーセージに限らず、こういうことは多々あります。
上から目線で妻に解説する男。
しかしその内容は間違っている。
そんな間違った情報を受け取る妻の心境。精神的疲労。

男のダメな部分を上手に描写しています。

二人はどうなる??

悩みに悩んだ真理子は、義母を召喚します。
この義母が悪い奴に見えて、実はいい奴です。
義母の登場により、孝一は自身のこれまでの言動を疑います。
「もしかして俺の行動ってヤバい…??」

さあ二人は別れるのか。別れないのか。

この手のコミックエッセイは、どうしても離婚に選択肢が傾きがち。
でも本作は違います。
夫が「反省」することから第二幕は始まるのです。
ここからが、他のコミックエッセイではあまり見ない展開で、特に面白かったです。

『離婚メーター “自称”愛妻家な夫がヤバすぎる』お得に読む方法

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終わりに

今回は『離婚メーター “自称”愛妻家な夫がヤバすぎる』をご紹介しました。

もし配偶者が旧時代的な人だった時、あなたはどうしますか。
そんな問いを投げかけてくるコミックエッセイでした。

どうも、グルリンゴ(@entame13423)でした。


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グルリンゴと申します

漫画や映画などエンタメ作品に取り憑かれた編集者です。

編集歴15年以上。大学卒業後、出版社に就職。雑誌や漫画、ビジネス書などの編集を経験。これまで手掛けた作品は50作以上。

幼少期から本に囲まれる生活を送る。年間の読書量は漫画100冊、書籍30冊程度。映画の鑑賞本数は年間100~200本程度。自分が「これは面白い!」と思った作品を(押し付けがましくないように)人にオススメするのが生きがいで、このブログを始めました。

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