『人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました』【ネタバレ】

こんにちは。漫画大好き編集者のグルリンゴ（＠entame13423）です。

今回ご紹介するのは、人見知りな著者が、旅行など様々な経験を経て変わっていく『人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました』です。

注意！著者はがっつり人見知りなわけではないです。普通に友人は数人いて、飲み会にも行ったり。

軽度の人見知りである人が、段々とポジティブな思考に……社交性を得ていくというお話です。

『人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました』感想（ネタバレ）

個人的星取

☆3.5 事例が多く参考になる。

Amazon星取

2023年7月30日　
☆:4.5
レビュー数:13

作者紹介

わたなべ ぽん:漫画家。山形県出身。第6回コミックエッセイプチ大賞・C賞を受賞しデビュー。初の著書は女性でありながらAV商品を取り扱う古本屋の店長を勤め、その経験をコミカルに描いた『桃色書店へようこそ』。累計30万部超のヒットとなった『スリム美人の生活習慣を真似したら、1年間で30キロ痩せました』シリーズほか、お片づけコミックエッセイ『ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました』(KADOKAWA)などの著書、『やめてみた。』(幻冬舎)がある。現在はこよなく愛する西荻窪に暮らす。 
（引用：Amazon商品紹介）

Twitterアカウントは見つからず。

あらすじ・概要

40歳、超人見知り。『今日も1日誰とも話さなかった』日々は変えられます

『スリ真似』『やめてみた。』のわたなべぽん、シリーズ最新作！（2023年７月時点）
現在はテレビやラジオにも出演する著者。でも実は40歳まで超人見知り＆人付き合いが苦手で、1日中夫以外の人と話さない日々を送っていた。
変化のきっかけは40歳を過ぎて初めて挑戦した一人旅。「友達になりたい」と思った人に思い切って声をかけてみたら、大人の人付き合いの扉が開いた！
自分の中の【人付き合いが苦手】という気持ちに向き合い、出会った人の言葉から変わっていく日々を描く実録コミックエッセイです。
人見知り“あるある”コラムも充実！　いくつになっても友達はできる、自分の苦手意識は変えられます。
（引用：Amazon商品紹介）

感想・評価

共感ポイントが多い作品です。

例えば著者の交友関係には「いつものパターン」があります。それは、友達付き合いをしていくと段々と関係性が変わり、初めは対等だったのに次第に著者が下に見られてくる、ということです。

これは優しい人あるあるで、愚痴のはけ口になってしまったり、上下関係ができてしまったり。要は舐められてしまうのです。それが嫌になって、結局交友関係をフェードアウトすることになってしまいます。

ほかにも、結婚式に呼ばれないとか、仲間よりもだいぶ遅いタイミングで話題が耳に入ってくるとか。

要はここでいう人見知り＝人付き合いがへたくそ、なこと。苦手とか避けたい、というより、下手くそという表現が合っています。

著者は、沖縄の一人旅をきっかけに、Mちゃんという陽キャ女性と友達になります。そして東京で複数人で飲み会に誘われます。

ここで著者は、スムーズに場に溶け込めず苦労します……が、それは著者の勝手な思い込みで、周囲の人間はぽんちゃんのことを話しやすい人だと思っています。

そう、人の気持ちを勝手に悪く受け止めて落ち込んでいたのです。

このように、人付き合い下手あるあるから、著者が次第に社交性を得ていく過程が丁寧に描かれています。

そして著者なりの人見知り克服法が、最後にまとめられています。

原始的な解決法でありながら、説得力はある克服法です。ぜひ読んで確かめていただきたいですが、一つの結論としては「人見知りは人付き合いでしか治らない」ということでしょうか。

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終わりに

今回は『人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました』をご紹介しました。

エピローグでは、「ぽんが人見知りと人付き合い下手を解消するためにやってみたこと」が描かれています。これが参考になる！！「作り笑いをやめる」「相手にも自分にもなるべくウソをつかない」など。

どうも、グルリンゴ（＠entame13423）でした。