【迫る若年性認知症】『夫がわたしを忘れる日まで』【ネタバレ】

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夫がわたしを忘れる日まで 漫画

こんにちは。漫画大好き編集者のグルリンゴ(@entame13423)です。

今回ご紹介するのは、読んでいて辛い、辛い、辛い夫がわたしを忘れる日まで』です。

最も身近な存在である夫が若年性認知に。
そこからの生活は、妻と子供にとって耐えられるものではありませんでした。

グルリンゴ
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この物語は作者・吉田いらこさんによる実体験をもとにいています。

最後に載っている一枚の写真が衝撃的です。

グルリンゴについて


★出版社での編集者歴15年以上。漫画、ビジネス書などの編集を経験。
☆年間の読書量は漫画100冊、書籍30冊程度。映画の鑑賞本数は年間150本程度。
Twitterでは最新のお勧めエンタメコンテンツを紹介。
☆「これは面白い!」と思った作品を人にお勧めするのが生きがい。

『夫がわたしを忘れる日まで』ネタバレ

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個人的星取

4.2 KADOKAWAの「シリーズ立ち行かないわたしたち」シリーズは本当に良作ばかりです。

Amazon星取

2023年12月6日 
☆:4.7
レビュー数:56

作者紹介

吉田 いらこ:漫画家・イラストレーター。2020年1月にXに投稿したエッセイマンガ「若年性認知症の父と私」が大きな話題に。本作はその経験をもとに、フィクションを織り交ぜたセミフィクション作品となる。普段は育児エッセイマンガを中心にSNSで作品を投稿している。(引用:Amazonn内容紹介)

あらすじ・概要

「ある日突然、45歳の夫が若年性認知症と診断された」
佐藤彩は、夫・翔太の物忘れが増えたことを最初は気に留めていなかったが、決定的な出来事が起き、病院へ連れていくことに。
そこで医師から言い渡されたのは「若年性認知症」という残酷な宣告だった。いずれ時間や場所の感覚がなくなり、家族の顔でさえわからなくなる病。
なんとか前を向こうとする彩だったが、病状が徐々に悪化するにつれて夫は知らない一面を見せるようになっていき―――。
若年性認知症と向き合う家族の3年間を描いた闘病セミフィクション。

【解説】
古和久朋(認知症専門医) 「認知症の共生社会を目指して」


(引用:Amazon内容紹介)

感想・評価

あまりに悲しいこの物語は、著者の実体験から着想を得ています。。

【主要登場人物】

佐藤彩……43歳。事務職で時短勤務。おおらかで楽観的な性格。

佐藤翔太……45歳。彩の夫。広告会社営業勤務。穏やかで怒ることはめったにいない。

佐藤陽翔(はると)……10歳、小学5年生。聞き分けの良い子。

コーヒーの入れ忘れから始まる

翔太の趣味はコーヒーにこだわること。

この日も家族団らんの時を過ごしていました。
食後はいつも翔太がコーヒーを淹れてくれますが、この日は何やらおかしい。
彩にコーヒーを出したのはいいものの、翔太は自分のコーヒーをキッチンから持ってくることを忘れていたのです。

こぼれるコーヒーのシミが、佐藤家の暗雲を予期しています。

仲の良い家族ゆえに……

佐藤家は優しい人間の集合体です。彩と翔太は喧嘩をしたことがなく、彩は翔太が怒ったところを見たことがありません。

週末の予定を忘れる、仕事でも自分の名刺が出てこないなど翔太には変調が出ています。それを彩に相談しますが、彩は楽観的な性格ゆえ「そういうことくらいあるよ」と流します。このあたり、リアルですね。

まさか配偶者が45歳で認知症とは思いませんからね。人柄がいいだけに、読んでいて本当に辛い。

ついに起こる恐怖の出来事

しかしそんなある日、決定的な出来事が起こります。

休日、翔太は息子の陽翔を映画に連れて行ったのですが……。
翔太は息子の陽翔を映画館に置き去りにして帰宅してしまったのです。
「オレはなんでこんなところにいるんだ?」

子供を忘れる。

これは親にとって最大の恐怖です。

翔太の中で何かが変わっていました。

診断が出ます。

さすがに病院を受診した佐藤家。翔太の診断は「若年性認知症」。
65歳以下で発症する認知症で、事故の後遺症などではなくアルツハイマー型と診断されます。

ここから佐藤家にとっての地獄が始まります。

仕事は?子供は?家庭は?

仕事はままなりません。翔太は営業部からサポートのある総務部へ異動になりましたが、すぐに物事を忘れてしまう翔太には、電話番すらできません。

仕事を辞めたがる翔太でしたが、彩は引き止めます。会社の人たちが支えてくれるなら甘えよう、と。
しかしその判断は間違っていたことがのちにわかります。
彩は、記憶が消えてしまう翔太の辛さを本当には理解していなかったのです。

翔太は会社を辞め、家に引きこもります。
陽翔は学校で父親のことを馬鹿にされ、問題を起こしてしまいます。
翔太の不可解な行動が増え始めました。徘徊や万引きなどーー。

家族は理解できるのか

果てして佐藤家はどうなるのでしょうか。

彩は、親族を頼りにして翔太と距離をおきます。

一人の時間ができて気づくのです。普通の家庭のありがたみを。そしてずっと優しかった翔太の想いを。

最後、強烈な一枚の写真が挿入されています。

私はこの写真を見て、一気にフィクションから現実の世界へと引き戻されました。

そう、この物語は実話がベースなのです。誰にでも起こる可能性があることなのです。

もしあなたの大切な人が認知症になったらどうしますか?

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終わりに

今回は夫がわたしを忘れる日まで』をご紹介しました。

いやぁ、、最後の写真には痺れました。素晴らしい構成の一作です。
どうも、グルリンゴ(@entame13423)でした。

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グルリンゴと申します

漫画や映画などエンタメ作品に取り憑かれた編集者です。

編集歴15年以上。大学卒業後、出版社に就職。雑誌や漫画、ビジネス書などの編集を経験。これまで手掛けた作品は50作以上。

幼少期から本に囲まれる生活を送る。年間の読書量は漫画100冊、書籍30冊程度。映画の鑑賞本数は年間100~200本程度。自分が「これは面白い!」と思った作品を(押し付けがましくないように)人にオススメするのが生きがいで、このブログを始めました。

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