こんにちは。漫画大好き編集者のグルリンゴ(@entame13423)です。
今回ご紹介するのは、大爆笑30代独身魔法少女漫画『魔法少女・三十路』です。
漫画でこれほど笑ったのはいつぶりだろう。
こんな歪で現実的な「魔法少女」は見たことがありません。
『魔法少女・三十路』感想(ネタバレ)
個人的星取
☆4.1 爆笑でした。面白いなぁ。。
Amazon星取
2023年5月26日
☆:4.6
レビュー数:416
作者紹介
三倉ゆめ……漫画家。『彼女、お借りします』(宮島礼吏、週刊少年マガジン)のアシスタントを務めるかたわら、『事故物件の幽霊ちゃん』を連載。趣味はグルメ巡りで日課は筋トレと多彩。
(引用:ダ・ヴィンチWEB)
あらすじ・概要
女にとって体裁は命。三十路独身の保守ようこは目立たず幸せにを信条に生きて来たが、ある日突然魔法少女の姿に変身させられ敵と戦わされるハメに…体裁を誰よりも気にする女の悲哀に満ちた誰得なヒロイックギャグコミック!
(引用:Amazon商品紹介ページ)
感想・評価
1巻
35歳になる保守(ほし)ようこは、通勤電車のなかで、突如魔法少女に変身させられてしまう。
アラサー女性が着るには、さすがに若々しすぎる。
ようこは、自分の姿を鏡で見て、そのあまりの容貌に思わずゲロをぶちまけてしまう。
そう、これは夢、夢なのだ……。そんなようこの前に、一匹の妖精・うさぎが現れるのだが……。
いやー爆笑でした!!!
思い出すだけでも涙が出てきます。最高です。
ようこが自分のことを年増と思うときのデフォルメされた顔が面白すぎますね。哀愁が漂っている……。
こんな歪で現実的な「魔法少女」は見たことがありません。
作中で「エイジハラスメント」という言葉がでてきますが、その概念にある意味真っ向から立ち向かったような作品です。女性の年齢を笑いに変えるという。
みんな、ようこの容姿を見てがっかりするんですよね。妖精のうさぎはともかく、明らかに現実世界を破壊しにきたモンスター「邪心(エビルハート)」ですら、ようこの容姿を見て、気を使ってしまうのです。まじでここ、爆笑でした。
顔にかけたトイレットペーパーが外れた時の悲しさたるや。笑っていいやらなんやら。
邪心の気の使い方が面白すぎる。作者のワードセンスがうかがえます、
「我輩の背中で後ろの奴らには見えないから大丈夫だぞ…」とか「そこでここは休戦という形で互いに手を引くのはどうだろうか」とか、
モンスターらしく「我輩」とか言っているくせに内容は易しいというアンバランスが笑えます。
作品にテイストに反して、絵がかなりうまいです。ウサギの厭らしい感じがよく出ています。
そして三十路の魔法少女、ようこの前に現れたのは、12歳の超絶美女・ピュア・サンフラワーだったのでした…。
読んでいてこちらが恥ずかしくなってくる、大爆笑漫画でした。
2巻
このクオリティが持続するのか……?と心配しましたが、杞憂でした。2巻も爆笑です
特に好きなのが第11話「もし35歳魔法少女が修行してみたら」の風呂のシーン。
10代と自分の体を比べてへこむところがリアル……かと思えば、
ほかの三十路たちに比べて思ったよりハリのある胸を自覚したようこの自己肯定感が少しアップ!!
これは共感度高いですね~。
変化球な邪心キャラクターはもちろん、まさかの「五郎」を母に紹介しなければならない場面は爆笑。
あ~このテンションで長く続いてほしいです。
『魔法少女・三十路話』お得に読む方法
私が調査した結果、以下の方法が最もお得です。
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終わりに
今回は『魔法少女・三十路』をご紹介しました。
漫画でここまで笑ったのは久しぶりでした。
ぜひご一読ください!
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