こんにちは。漫画大好き編集者のグルリンゴ(@entame13423)です。
令和の青春マンガ金字塔が、ついに本日7月4日発売!
今回ご紹介するのは、LINEマンガ連載時から話題沸騰だった青春マンガ『氷の城壁』1,2巻。
最大の特徴は「タテ読み」漫画だったこと。いわゆる「ウェブトゥーン」です。
今回発売された単行本は、縦読みだったものを従来の横読みに組み替えたものになります。
そして「ウェブトゥーン」時代に合わせてフルカラーです。
『氷の城壁』感想(ネタバレ)
個人的星取
☆4.3 普通の青春マンガと何かが違う。
Amazon星取
2023年7月4日
☆:4.8
レビュー数:40
作者紹介
阿賀沢紅茶:漫画家。2022年、集英社「少年ジャンプ+」にて、ラブコメディ漫画『正反対な君と僕』を連載。「次にくるマンガ大賞2022」Webマンガ部門第2位、「マンガ大賞2023」で第3位に選出されるなど話題となる。その他の作品にLINEマンガにて配信の『氷の城壁』など。
(引用:漫画ペディア)
Twitterアカウントは以下から。『正反対な君と僕』も連載直後から話題になりましたが、『氷の城壁』はそれを上回る人気になっていくと思います。
あらすじ・概要
人と接するのが苦手で、他人との間を壁で隔ててしまう氷川小雪。高校では誰ともつるまずに1人で過ごしていたけど、なぜかぐいぐい距離を詰めてくる雨宮ミナトと出会い――? 孤高の女子・小雪、学校の人気者・美姫、距離ナシ男子・ミナト、のんびり優しい雰囲気のヨータ。どこかちょっとこじれた4人の、もどかしい青春混線ストーリー、第1巻!
(引用:Amazon商品紹介ページ)
感想・評価
新鋭・阿賀沢紅茶
著者の阿賀沢紅茶さんは、青春マンガの期待の星です。
『正反対な君と僕』のみならず、全く異なるテイストの『氷の城壁』まで描いてしまうのですから、本当に凄い。
今作の最大の特徴は「自分が思っている自分と、他人が思っている自分とのギャップ」を描いたことに尽きます。
こゆんやミナトのキャラクター造詣
主人公の氷川小雪は、周囲に壁を作っているように見られるものの、その実、話してみるとフランクで接しやすい女子です。
小雪の友達で学校の人気者・美姫は、自分が人気者に見られていることに違和感を覚えています。
中学の頃はがさつな「ゴリラ」扱いだったのに、急に女子からもてはやされ。
本当は男子と話すほうが得意なのです。
リア充オーラ全開のミナトは、誰とでも浅く接することができる分、本気で人と関わったことがありません。恋人でさえ心を開かず。
でも実は、心に弱いところを持っている人物なのです。
のんびり優しい雰囲気のヨータ。達観している分、誰からも頼りにされますが、心に秘めた思いの扱い方に戸惑っています。
4人の化学反応
この4人が友人同士になるところから物語は始まります。そして化学反応が起きます。
小雪は人を信頼するために努力し、美姫は本当の自分を友人に見せるため懊悩し、ミナトは初めて本気で人と向き合い、ヨータは自分の本心の扱い方を考える。
涙誘うストーリー
この青春模様がめちゃくちゃ面白くて、リアルで、涙腺を刺激するストーリーなのです。
全頁フルカラーということで、服装一つとってもその人物のキャラクター性がわかるのは利点。
そして縦読みマンガを横読みマンガに置き換えていますが、これが違和感がありません。
今後、縦読みから横読みへ、という形式がスタンダードになってくるかもしれません。
『氷の城壁』お得に読む方法
私が調査した結果、以下の方法が最もお得です。
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終わりに
今回は『氷の城壁』1,2巻をご紹介しました。
これは青春マンガの金字塔になる可能性を秘めた作品です。
今回の単行本化で、もっと多くの読者に届くはず。ぜひ読んでいただきたい一冊です。
どうも、グルリンゴ(@entame13423)でした。
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