こんにちは。漫画大好き編集者のグルリンゴ(@ntame13423)です。
今回ご紹介するのは、ハイクオリティなディストピア・イート漫画『みどりの台所』です。
斬新な設定、著者の発送力、そして重厚なドラマ……。どれも面白い。
この漫画は話題になるべき!!
『みどりの台所』感想(ネタバレ)
個人的星取
☆4.0 見たことのない設定。
Amazon星取
2023年6月9日
☆:4.9
レビュー数:16
作者紹介
秋ヨシカ……漫画家さん。公式サイトはこちら。連載情報も記載されています。
内容紹介
世界は肉を食べる植物――肉植に支配されてしまった。動物も人も居なくなった静かな世界に放り出されてしまった姉妹・みどりとさくらは、命をつなぐため大手通販会社“Jungle”の物流倉庫で暮らし始める。肉植のせいで外へ出られないさくらのために、みどりは限られた食材を工夫して思い出の料理を再現する。
(引用:Amazon商品紹介ページ)
感想・評価
第1巻
「肉植」という斬新な設定
種田みどり(15)は料理上手。
目が覚めると、動物の肉を吸収してしまう植物「肉植」がはびこる世界になっていた。
肉が消えた世界で、みどりは義妹の種田さくら(9)と生きている。
食料は大手通販サイトの物流倉庫に残っていたもののみ。
とんかつ、卵サンド、カルボナーラ、ショートケーキ……動物性食品のない世界で、みどりは妹のさくらを驚かせる一品を作っていくーー。
イート描写の新しさ
著者のイート描写の発想力に驚かされます。
ただ食べて生き延びるだけではなく、アレルギー持ちで外界に出られない妹の外出、などサスペンスフルな一面も。
新しいと思うのが、「肉食」は直接的に人間に(暴力的な)害を及ぼさないこと。
生き延びることができそうで、やっぱり難しい?の絶妙なラインにある設定ですね。
ラストの考察
ラスト、さくらのもとに来たのは父親でしょうか。物語序盤でさくらが「パパも…どこかで生きてる?」と願っていますが、その願いは届きそうで、届きませんでした。
いや、そうであってほしくないですが。
続きが気になります!!
第2巻
2巻、面白い!
ディストピア設定の概要が明かされ、新キャラクターが登場します。後半はある誘拐事件が起きてスリリングに。
厳しい環境の中でも、主人公・みどりが作る料理がとっても美味しそう。肉も卵もない世界なのにすごい!食べることの尊さを感じさせます。
1巻ラストで登場した人物は、どうやらお父さんではなかった模様。しかし死んだ人間や動物の数によって「肉植」の大きさが変化するのは恐怖ですね。
また、「サキュラッド」(体内に受粉して育つ植物)の広がりに東京が封鎖されていたことがわかりました。
東京の封鎖が解除されたことにより、今後郊外から生き残った人間が流入してきます。
倉庫で暮らす二人の運命はいかに。ちょっと怖い余韻を残して2巻は終了です。
『みどりの台所』お得に読む方法
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終わりに
今回は『みどりの台所』をご紹介しました。
絵がうまい、話しに斬新さがある、なによりもイート描写が素晴らしい……。
ぜひご一読ください!
どうも、グルリンゴ(@ntame13423)でした。
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