【本当の私を知っていますか?】『消えたママ友』【ネタバレ】

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消えたママ友 漫画

こんにちは。漫画大好き編集者のグルリンゴ(@entame13423)です。

今回ご紹介するのは、著者・野原広子さんのブレイクスルー作品となった『消えたママ友』です。

一人のママ友が消えることにより、子育ての苦悩や、ママ友コミュニティでの障壁などが浮かび上がります。

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しょせんママ友?それとも……

『消えたママ友』ネタバレ

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出版社:KADOKAWA

個人的星取

3.8 構成が素晴らしい!

Amazon星取

2023年7月24日 
☆:4.3
レビュー数:1458

作者紹介

野原広子……イラストレーター。2021年『妻が口をきいてくれません』『消えたママ友』2作により、第25回手塚治虫文化賞「短編賞」受賞。作品に『娘が学校に行きません』『離婚してもいいですか』『今朝もあの子の夢を見た』『赤い隣人』など。Twitterアカウントは無し。

あらすじ・概要

第25回手塚治虫文化賞短編賞受賞!話題騒然のミステリーコミックエッセイ

彼女たちの悩み苦しみ、不安や怒りや閉塞感は、「コミックだから」というチェイサー抜きで、読む者の心にしみ込んでくる。
素朴で可愛いらしいキャラクターたちが見せてくれる迷走の心模様は、「あるある」と理解できるからこそ痛烈で痛切なのだ。
―宮部みゆき(小説家)

シンプルな線とかわいい絵の4コマが毛細管現象のように心の深い所まで入りこんでいく。
ママたちの心の暗部をのぞきながら、いつの間にか読んでいるあなた自身の深層にも触れることになるのだ。
野原さんの漫画はおそろしい。
―江口寿史(漫画家/イラストレーター)

登場人物それぞれの抱える問題を、現在と過去の時間軸で真相を暴いてゆく。その展開が絶妙で、漫画なのにまるでお芝居を見ているような感覚になりました。
―手塚るみ子(プランニングプロデューサー)

優しい旦那さんとお姑さん、かわいいツバサ君に囲まれてキラキラ幸せそうだった有紀ちゃん。そんな有紀ちゃんがある日突然姿を消した。
保育園のママたちの間ではその話題で持ち切り。噂では有紀ちゃんは男を作って逃げたということらしい。

有紀ちゃんとは仲良しだったはずなのに、何も知らなかった春香、ヨリコ、友子。
しかし、みんなそれぞれに思い当たることがあった・・・。

平凡な日常を襲った時間を巡って、ママたちがじわじわと自分たちの闇に気づいていく。これは、あなたの日常にも起こるかもしれない物語。

(引用:Amazon商品紹介ページ)

感想・評価

【主要登場人物】

安西家

安西有紀……美人で料理上手で子煩悩。だが突然消息を絶つ。男と逃げたと噂が広まる。

安西翼……息子。おとなしく義母想い。

安西昇……夫。外面はいいが、家庭内で有紀に……。

安西綾子……昇の母親。息子一家と同居している。

大久保家

大久保春香……友達想いの性格。有紀が消えてショックを受ける。

大久保広太……息子。元気が有り余っていて、ゆえに問題を起こしがち。

斉藤家

斉藤ヨリコ……有紀が消えたことに怒りを感じている。大学出だが夫の実家の商売を手伝う、

斉藤莉緒……二人姉妹の妹。姉の影響を多分に受ける。

八尋家

八尋友子……さすがり婚。産むか悩んだが、いまでは娘のことを愛している。

八尋すみれ……お母さんに似て、おとなしい性格。

面白いです。次々にテーマが変わり、どのように着地するのが予想できません。

コミュニケーション不全、DV、虐待、ギャンブル依存、浮気……。


今作は第25回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、数多くのメディアでも紹介されました。

野原作品で最も売れているのではないでしょうか。

今作は完璧にフィクションに振り切っていて、ミステリー仕立ての作品になっています。その分、エンターテイメントとしての完成度が高いです。

なぜ「あのママ友」は消えたのか。その理由が後半に明かされます。完全に明かされます。グレーゾーンを描く著者にしては珍しく。

また、その「消えたママ友」が掴み取った人生は、きっと誰もの心の奥に潜む欲望を映し出しているものとも言えます。

子育て世帯のママは、本当に日々大変です。子供の世話だけではなく、仕事や家事で忙殺される人が多いです。

また、「ママ友」というコミュニティに所属することで、日々の愚痴を言うことができる反面、人間関係に悩まされます。

あくまで子供を介して繋がった「ママ友」という特異なコミュニティでは、相手の素性はほとんどわからないのです。

それを浮かび上がらせた快作です。

『消えたママ友』お得に読む方法

私が調査した結果、以下の方法が最もお得です。

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終わりに

今回は『消えたママ友』をご紹介しました。

なぜ消えたのか。その理由は賛否両論あります。

しかし、ここに共感できる人にとっては、かけがいのない一冊になるのではないでしょうか。

どうも、グルリンゴ(@entame13423)でした。

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(2023/7/24追記)

野原広子さんの新連載「さいごの恋」がこちらからスタートしています。

46歳独身女性の日常が……こちらも面白いのでぜひ!

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グルリンゴと申します

漫画や映画などエンタメ作品に取り憑かれた編集者です。

編集歴15年以上。大学卒業後、出版社に就職。雑誌や漫画、ビジネス書などの編集を経験。これまで手掛けた作品は50作以上。

幼少期から本に囲まれる生活を送る。年間の読書量は漫画100冊、書籍30冊程度。映画の鑑賞本数は年間100~200本程度。自分が「これは面白い!」と思った作品を(押し付けがましくないように)人にオススメするのが生きがいで、このブログを始めました。

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